2022-03-05

ケーブルカッターはメジャーブランドがおすすめ!

自転車の10年モノのケーブル類が錆と割れで交換しようと思ったお話

3倍切れない赤い中華のワイヤーカッター

2019年5月、自転車が10年を超えワイヤー類がだめになっていたのでまとめて交換しようと予算の都合で安いものが欲しかったのでワイヤーカッター付きでセットならこんなものだろうとケーブルと工具のセット品を購入しました。


中華ワイヤーカッター&ケーブルセット使ってみました

ワイヤーカッターは1回目切れてくれましたが2回目からグニャグニャとよじれボルトが緩んだかと締め込みますが全く駄目。諦めて日本のツノダKing TTC ワイヤーロープカッターをamazonで注文、今度はスパスパ切れてケーブル類の交換はできました。 それから2年ちょいでケーブルも再び傷みが見えケーブルアウターが割れて発錆したので今度はシマノのケーブルに交換となりました。中華ノーブランドケーブルでも2年使えたのを長いと見るか短すぎるとみるか…

ただ埼玉の太陽光は強烈で中華に限らず樹脂類は年数の差はあれど皆ボロボロになるんですよね。 

○中華ノーブランドケーブル&工具セット イチオシポイント

・あんまりない。

▼中華ケーブル&工具セット イマイチポイント

・ワイヤーカッターはナマクラ、ケーブルも耐久性イマイチ
・結果として2年後に全交換とコスパの悪い商品でした。

結果安物買いのなんとやらでしたね。
中華製でもノーブランドはあかんね。しっかり名のある中華ブランドはやる気のある良い製品も結構あるんですがノーブランドは駄目やね。まぁ日本製でもノーブランドは大概だめだし・・・ まぁそー言う事。

King TTC ワイヤーロープカッター買ってみた

安い中華品を買った反省としてツノダのKing TTC ワイヤーロープカッターを買いました。
中華カッターではアウターなんて全く切れなかったのでツノダの一番でかいやつなら大丈夫だろうと買ってみたら余裕でインナーもアウターも切れました。さすがのツノダのKing TTCやっぱり工具は日本かドイツ製です。

King TTCワイヤーロープカッター使ってみました

切れ味は満足ですが、225は余裕がありますのでアウター含めて切りやすいのですが自転車用には大きすぎる感があります。自転車用には150か200あたりがよろしいかと思います。後に買ったWC-150はコンパクトで手になじみます、切れ味はやや力が必要になるけど自転車用は小さい方が使いやすいですね。コレだけのものが1000円ちょいで買えるのだからケチって中華工具を買った自分が恨めしい。

King TTCワイヤーロープカッター イチオシポイント

・日本製で低価格、特に1000円ちょいで買えるWC-150はコスパが高い
・WC-225は太いケーブルでも使いやすいのでバイクのケーブルでも使いやすいです。
・ケーブルに刃が立たなかったノーブランド品と違ってスパッと切れます
・閉じたままに出来るシステムが収納に便利、他のニッパー類でも採用して欲しい

▼King TTCワイヤーロープカッター イマイチポイント

・黄色いグリップは汚れが目立つ
(ツノダのKINGカラーのレモンイエロー自分は割と好きです)


King TTCワイヤーロープカッター総評

ツノダの製品はKing TTCシリーズと普通のTTCシリーズがあるんですがKINGの付いた黄色いグリップの製品は日本製が売りなようです。海外製造品は赤いグリップでKINGが付きません。ワイヤーロープカッターはKINGの付いたモデルしかありませんがラジオペンチなどは両方有るみたいです。自分なら価格差次第ではありますが断然KING付きの黄色い方を買います。ツノダなら日本製でも安くて間違いなしです。



ちなみに何故ツノダのKing TTCを買ったかと言えば安くて高性能というのはもちろん、ホーザンやTONEなどにもOEM供給している日本の握り物のメジャーブランドですからね。(あんまり有名じゃない気もするけど)大げさに言えば日本のクニペックスと言えなくもない…。

おや? クニペックスの製品にしては何処かで見たようなデザインですね???
いつもの made in Germany と誇らしげな刻印がありません。もしかして日本製かな??

ワイヤーカッターのサイズは?

自転車用なら150/200、バイク自動車もやるなら225と言う感じでしょうか。当然大きいほうがアウターも楽に切れますが大きい分取り回しが悪くなります。となると一本で済ますなら持っていませんが200が汎用性高そうですね。サイズはご自分の工具箱の空きスペースなども考えて購入されると良いかと思います。

ワイヤーカッターの力点と支点と作用点

中華ワイヤーカッターとKING TTCのワイヤーカッター比べると中華がナマクラというのもあるのですがKING TTCのほうが超軽く切れるんですよね。なぜかと考えたら力点支点作用点の問題ですね。力点はグリップの長さでレバレッジを稼ぎ、支点のから作用点の短さでもまたレバレッジを稼ぐと言うことなんですね。中華カッターと比較するとご覧の通りです。特に支点中央のボルトから切断部の近いKING TTCのほうが軽い力でよく切れるのです。


King TTC ワイヤーロープカッター研いでみた

2022年3月:調子こいてタイヤ廃棄のためビートワイヤー切りまくってたら切れが悪くなってしまいました。やらかした! 分解して砥石で軽く研ぎましたが切れ味復活しました。225は12mmセンターボルトと10mmのナット、150は10mmのセンターボルト&ナットを緩めて分解すれば割と簡単に研げますので挑戦してみてもいいかもしれません。刃こぼれがなけれな#800~#1000番あたりで行けると思います。

赤丸の部分が欠けたみたいに光ってますがビートワイヤーを切ってナメて盛り上がった部分を砥石で研いで削った部分が平になって光っています。タイヤのビートワイヤーナメてましたわ… まさかあんな強者だったとは思いませんでした。


廃棄タイヤのカットには TSUNODA パワーメタルカッター こっちを使うべきでした。自転車用のワイヤーロックの鍵をなくして切るために買ったのですが、小型とは言えボルトカッター、100均のショボイワイヤーロックなんてぬるりと切れてしまいます。


ヾ| ´・ω・`|ノ゙以上!

アマゾンレビューとKing TTC ワイヤーロープカッターはコチラ



0 件のコメント: