2022-02-04

スーパーシェルパ 整備総括 2022年

スーパーシェルパ 整備の総括をしましょう。2021-2022

ヾ| ´・ω・`|ノ゙総括とはシェルパを群馬の山奥に埋めることではありません。
せっかくなので今回の整備で交換した部品や撤去した部品などを考察してみましょう。

シェルパの整備後の走行インプレ。

今回の整備をはじめて腰をやってから凡そ2ヶ月走ってませんでしたのでシェルパで走れるだけで感動です。自分やっぱりバイクが好きなんです。それに自転車より楽だし遠くに行けるwww シェルパ最高!!

今回のメンテで一番に感じたのはケーブル減らした影響が顕著にでてハンドリングの軽いこと軽いこと。自分が求めていた理想のシェルパに一歩近づけた感があります。あとは特にないなぁ。一番苦労したキャブとエアダクト関係はさほど違いを感じないっていうね…。始動性はチョークの領域なのであまり変わらないけど始動からエンジンが安定するまですこぶる早くなった気がします。 しかしまだ数回しか走ってないのでなんとも。。。 今の所ハンドリングが軽いのが全てですね! それ以外は気持ちがいいとしか表現できません。

■スーパーシェルパ 前後ブレーキオーバーホール

コレはリヤブレーキに引っかかるような違和感があったので前後ブレーキOHは決定事項でした。中古で購入してからブレーキパッドも交換していませんが純正パッドの耐久性は素晴らしいですね。まだ使えそうでした。パッドとシール類と傷んだパーツは交換してリヤブレーキペダル根本もグリス再封入してブレーキの違和感も解消しました。ダストシールが痛みやすいようで2年に一回はOHしようと思いました。

個人的にはブレーキパッドの効きとかは些末なことでして、普通に効いて信頼性さえあれば問題ないと考えています。それよりシールの健全性のほうが重要かと、まぁ10年近くノーメンテだったんですけどねwww 日本車最高!

◎リヤブレーキの引っ掛かりも解消。ブレーキも気持ち効きが良くなりました。

スーパーシェルパのハンドルからのケーブルを3本から1本に減らしてみた

ハンドルから出てるワイヤーケーブルが3本から1本になったらシェルパのクソ重いハンドリングが改善するのでは? と考えました。ハンドルへのチョークケーブルは扱いやすい代わりにどう考えてもハンドリングに影響が出ます。そこでダイレクトチョーク化です。スロットルケーブルもリターンスプリングがあるんだから戻しケーブルなんていらんだろって事でコレも撤去します。これで3本あるワイヤーケブルを1本にできるわけです。

◎結果としてはコレは大当たりでしたね。 ものすごくハンドリングが軽く素直になりました。他人にすすめるモノではないですがコレはなかなかに得難い結果でした。一番やって良かった。

スーパーシェルパのキャブのオーバーホールとダイレクトチョーク化

ダイレクトチョークはワイヤーケーブル撤去の一環で変更です。燃料ホースが邪魔だったりAIの補機類がある2000年モデル以降だとチョークまで手が入りにくいかもですが、なんとか操作はできそうです。パーツはスズキの純正部品で出ました。チョークケーブルも壊れてたのでちょうど良かったというのもあります。ついでにキャブレターの掃除とパイロットジェットやパッキンなども交換、けっこうお金がかかりました。

◎詰まったパイロットジェットや各種ホールを洗浄できて始動性も良くなりましたやって良かった今後オーバーホールを定期的にしたいですね。

○スズキの純正部品のダイレクトチョークで何の問題も有りませんでした。


■スーパーシェルパのエアーダクトとエアクリーナーフィルタ交換 

AI用穴付きエアーダクトから穴なしの旧型エアーダクトへ交換、AI撤去済みなのでAI用の穴周辺がひび割れてエアを吸い込み燃調が狂う事案を解消。交換はエアクリーナーボックスを後ろにずらす必要があり。そのためには後ろの外装、マフラー、バッテリーその他の周辺の電装系を外したり素人にはハードル高し。なを自分はこの作業中に腰をやってしまい1週間寝たきり生活になりました。ここまでやるならキャブのメンテもついでと言うくらいには大変です。

エアクリーナーフィルターはアクセスも簡単で2~3年程度の定期的な交換をオススメします。加水分解でフィルターが崩壊すると吸気系の分解整備が地獄なのでその手間を考えるとチェックとフィルターの交換は大した手間では有りません。

◎憂いが無くなったという意味でやって良かったです。

■ゴムシート作成
雨よけのゴムシートも取付部が裂けてきたので新調しました。
合成ゴムシート50x50cmをモノタロウで購入してお古から型をとって作りました。
凡そ純正の半額で作れます。

○安く作れてリフレッシュできました。取付部も強化してあるので純正より良いと思われ。

スーパーシェルパの燃料ホースと負圧ホースも交換

燃料ホースも硬質化したので交換しました。タンクを外すたびに硬くなったホースの先が割れるので限界だと判断。

・燃料ホース 純正部品番号:92191-1201 チューブ 内径5.3X外径10.5X175mm 460円

・燃料ホース互換品:NTBフューエルホース 1m 内径5.3×外径10.3をカット使用 589円

純正はクリップ付き、互換品ならカット使用で純正5回分くらい取れますw
負圧ホースは既に初期モデルの部品が出ないので他車両用の長い純正ホースを買ってカットして使います。カットで5回分くらい取れますのでお得です。

・負圧ホース 部品番号 92059-1916 (I/X)チューブ 4X9X935  770円

◎劣化して硬化したホースを交換したのは憂いが無くなったという意味で良かったです。ホースの割れからガソリン漏れ、ホースの割れからの負圧消失によるエンジン停止など場合によっては重大な事故に繋がりますので数年に一度は交換したいですね。

ちなみに日本車でもアジア生産品(特に中国)はゴムとプラパーツが弱いとは聞きますね。
透明でピンクの燃料用ホースは車両に使っては駄目ですよ。

スーパーシェルパの燃料コックのオーバーホールとゴム部品の交換

燃料コックの動きが渋かったのでお手入れしました。ゴムパーツは全交換しました。

○コックの操作性が良くなりました。

スーパーシェルパのプラグも交換

NGKの2極タイプ CR8EK がお気に入りです。
交換してから距離走ってませんが、キャブのセットが変わるので新品に交換しました。
交換の際にプラグホール周辺に砂利小石が溜まってる事があるので注意。

○交換の必要はなかったと思いますが点検の意味での交換。

■錆びたネジ/ボルト類の交換
外装の取り付けネジ交換、ハンドルガードのボルトがナメかかってたので交換、キャリアの取り付けボルト山がもナメていたので交換。ステンボルトもポイしました。キャブレターのナメたネジやドレンプラグも交換しました(斜めに入りやすいので注意)

◎新品は気持ちがいいっすね。自分は少しでも傷んだボルトは積極的に交換をおすすめします。高い部品でもありませんし殆どが汎用品です。適切な材質、適切な強度。適切なトルク、もちろん純正品でもOKです。

スーパーシェルパのチェーン交換

この際に出力シャフトのシール状態も確認、メーカーもグレードもさほど拘りはありません。国産のシールチェーンなら何でも良いです。今回はEKのシールチェーンに交換、ちなみに純正もEKシールーチェーン、錆も伸びも殆どなかったけどシールが終わってる感あり。自分での交換は鬱陶しいほどの確認をお願いします・・

◎特に違いを感じませんが、気持ちバイクの押し引きが軽いです。

スーパーシェルパの新バッテリー交換/ローテ追加

YTX7L-BS

バッテリー2個でローテしてましたが2016年物の台湾ユアサが弱ってきたのでもう一個追加してバッテリー3個体制でローテします。始動性の悪いバイクでもバッテリー2個あればエンジンが掛りにくい冬でも何とかなるものです。バイクにつないでないバッテリーは不活性化するので充電器で補充電しながら維持してバイクのバッテリーが元気がなくなって来たと感じたら入れ替えます。こんな事やっているのでシェルパの左サイドカバーは冬場は付けていません。バッテリーのゴムバンドも交換。

◎新品バッテリーはセルモーターの回りが元気で始動性が良い。

■中古スーパーシェルパの何故か付いてなかったパーツを追加

クラッチケーブルの誘導クランプが2点ほどロストしてたので有るべきものを有るべきところへ追加。外装のゴム受け側グロメットがロスト、絶対無くならないはずのパーツが付いてないのが中古車らしい・・・。

◎有るはずのものが有る安心感

スーパーシェルパ 錆まみれになった排気系のリフレッシュ

エキパイとマフラーの研磨、錆焼けクランプの交換と取付ナット耐熱塗装。作業量的には一番大変でしたが新鮮で楽しかったですね。

◎栄えが良くなりました。機能的には変化なし。

スーパーシェルパの錆で塗装が浮いたキャリアの再塗装

ライディングスポットのキャリア鉄製で丈夫だけど錆で塗装というかコーティングが剥げるん。あのコーティングは薬品やサンドブラストでも歯がたたないと思うんやけど悩ましい。部分塗装しましたがやっぱりハゲそう・・

○場当たり的な部分塗装なので不安は残る。将来的には塗装を焼いて剥がして黒塗装したい。



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