エアーダクトとエアクリーナー周辺編
エアダクトの2次エア用取付口に亀裂 |
2000年モデル以降には環境対策のための2次エア周り配管が増えていて、2000モデル以降のキャブレターとエアクリーナーボックスをつなぐエアーダクトに2次エアー用の取り付け穴が追加されており、その部分に応力が掛かるのか発症率100%と言われるほど亀裂が発生してしまいます。この亀裂から空気を吸ってしまうと燃調が狂ってしまいエンジンの調子が悪いとなってしまうようです。
自分のスーパーシェルパ2007年式ですので同システムがありましたが、2次エアシステムは前オーナーが撤去しておりエアーダクトの穴はめくら蓋で塞がれておりましたが亀裂は発生していましたのでダクトを1998年式以前の穴の無いものに交換します。同時にエアクリーナーのフィルターも交換します。
左が1998年式以前の2次エア用の穴のないエアーダクト |
交換部品は
(14073-1709)1242円 穴なしダクト(エア アウトレット)>2000年以降穴付きダクト(14073-1779)1397円
それとダクト交換のさいに軟鉄製の取り付けクランプを外しますが、キャブレターまで外すなら取り付けクランプは3点とも予備で購入しておくことをオススメします。私のシェルパはキャブを何度か取り外した形跡があり、柔らかい鉄製のクランプのねじが駄目になってましたし、クランプ自体伸びて変形したりサビが出ていました。
(92170-1760)クランプ (エアクリーナー/ダクト側)352円
(92037-1554)クランプ (ダクト/キャブ側)428円
(92037-1304)クランプ (キャブ/エンジン側)428円
キャブレター/ダクト用のクランプ3点セット |
ダクトやクランプも交換すると気持ちがいいね |
交換作業はアレもコレも全部取り外し
キャブレターとダクトをズラしたり外すためにはエアクリーナーを後ろにずらさなければならず、そのためにはリヤ周りをほとんど外さなければならないので寒さと面倒くささで発狂しそうです。マフラーもエキパイを繋ぐクランプもサビサビなので交換するためマフラーとエキパイも外します。マフラーとエキパイは磨き作業まで部屋で保管です。
今日のミッションは外装、マフラー、ダクト、キャブレターの取り外し。
キャブレターも外すためタンクも外しました。タンクは後でコックの分解メンテをします。
ダクトを外すために外装を外しバッテリーや電装系を一部外したりとにかく外さなければならない物が多すぎ。整備性が悪かったスズキのグースでさえここまででは無かったと思います。
そしてここに来て悲報がまた一つ、エアクリーナーボック用とエアクリーナーエレメントの蓋用のゴム製のガスケットが付いてません・・ 一体どこで脱落したのか? めーかー? 前オーナー? SOX? 10年も前の犯人を探す意味もないのでモノタロウで注文です。
追加で注文すると送料がかかるので一番最初の注文で7000円以上注文するとその月の末まで送料無料になるので大きな整備は月頭に始める事をオススメします。
(11013-1265)1276円 エレメント(エアフイルタ)>型番変更(11013-0791)モノタロウ価格1160円
(11060-1773)373円 ガスケツト,エア フイルタ
(11060-1799)ガスケツト エア フイルタ キヤツプ
エアクリーナーボックスのガスケット |
エアクリーナーエレメント |
エアクリーナーエレメントはYoutubeのスーパーシェルパ整備動画でエレメントが加水分解してボロボロに穴が空いた動画を観て交換を決めました。取り外したエレメントはまだ使えそうな感じでしたが10年以上使ってるので交換でいいでしょう。
使い古しのエレメントと新品 |
一通りパーツを外したら後はお家作業になります。
冬は15時前に陽射しが家々に沈んで空気が冷えます。
お家に帰りましょう。
次回は取り外したキャブレターのオーバーホールです。
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