2022-01-19

スーパーシェルパ 本格整備 フロントブレーキオーバーホール編

取り外しは前後キャリパー一緒に取り外しました。14年選手ですし固着を覚悟していましたがキャリパーはあっさり外せました。

キャリパーはどえりゃー汚れてましたが、ゴムのブーツは全然劣化なし。このへんは太陽光に晒してるか否かで痛みが違うと思います。自分はカバー派なので如何に太陽光からの曝露を防ぐかに腐心しています。ゴムブーツは再利用します


外したブレーキパッドを厚みはまだ1.8mmくらいありました。純正のパッドは長持ちっすなぁ。フルードを継ぎ足ししながら油圧の力でキャリパーのピストンも簡単に出てきましたので楽でした。(*ピストン外すときは必ずホースから外す前にピストンを油圧で押し出してししまいましょう)

フロントは以前から効きに問題はなかったのでブレーキパッド交換してフルード交換して終わりだと思ってましたが、やっぱりダストシールは変形して終わってました。フルード側のシールは生きてましたが一応全交換です。

(43049-1058)462円 パッキン(キャリパー奥フルード側)
(43049-1059)385円 パッキン(ダストシール)


ピストン(43048-1083)2,332円を交換しちゃうならKX用のキャリパサブアッシ FR LH (43080-0008)8610円を買ったほうが全部新品になるので早いと思います。(パッドは付いてません)今回はピストンも磨いて終了です。

洗浄作業は前回のリヤキャリパーと一緒にやったので作業も同じです。
組戻しは新品のシールとピストンにもラバーグリスを薄く塗ってピストンを組戻して完了。
ピストンがスルッと入っていくと気持ちがいいですね。

ブレーキパッドは キタコ(KITACO) SBS 726RSI シンターメタル  777-0726077 2488円を注文しました。

(2022年1月現在のAmazon価格は3384円)RSIシリーズ(峠)というやつです。若干ベースプレートがスリムになっていて純正パッドの鳴き止めプレートが付きません。ノーマルより少し効き目が良くて耐久性は2/3くらいかなと予想してます。しらんけど。

キャリパーの取り付けトルクはフロント34Nm(1998年モデル以前は25Nm指定)リヤ25Nmになっている。
ブレーキホースバンジョーのの取り付けトルクは34Nm(1998年モデル以前は25Nm指定)になっている。

なぜ変更になってるのかは不明。自分はオーバートルクが怖いので25Nmで締めました。

ブレーキフルードは流石に茶色に変色してましたのでフルードはホンダのDOT4をいれました。作業はシリンジでキャリパー側からフルードを注入して古いフルードはマスターシリンダーのリザーバータンク側から吸い取り、ブレーキレバーをニギニギしてエア抜きして完了です。


次回は発症率100%!エアーダクトの亀裂とダクトの交換です。

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