2015-05-23

マルシン工業ヘルメット M-385インプレッション


Yotube最強日本ヘルメットで有名なマルシン工業M-385を購入してみました。
実はここ数年ヘルメットは何を買うかずっと悩んでいたんですよ。長年愛用してたアライ
アストロは10年以上余裕で経過して内装がもう駄目だし、ノリで買った中華オフロードメットは
問題は無いのだけれど、手持ちのオフ用ゴーグルが使えないw のでスピードを60キロ以上
出せない(風で涙が止まりません)

そろそろアライのツアークロス3ホーネットADVもしくはOGKの新しいシステムヘルメット
IBUKIを買うか発売を待っていたのです。 しかしいざ発売となると妙に賢者モードになって
しまい普段使いで雑に扱える安いJETヘルメットでいいやと出たばかりのマルシンM-385
買ってしまいました。価格は7000円ぽっきり。  


安物だから何でもいいやと言う性格でもないので一応採用重点項目、
・内装は全部外せること、
・できるだけまともそうなメーカー
・オフメットを使っていて西日などに重宝するサンバイザー付きで
・できれば軽い
・できれば安い

気にしない要素は
・あごヒモ、ワンタッチでもDリングでもどっちでもいい(個人的にはDリングの方が好き)
・インナーバイザー(ヘルメットが大きく不格好&重くなる)


旧型のM-380の方が実績もあり評価も高い安物ヘルメットの最高峰みたいな感じでは
あったのだけれど見た目が野暮ったいので、新しい評価が定まらないリスクはあるものの
新しいM-385の方がシュッとしていてカッコイイとかどうでもいいような要素で買ってしまいました。
でもマルシンだし大外れはしないだろう・・・。 そんな理由で。

届いたM-385はフリーサイズ(57-61センチ)僕の頭は58センチくらいの丸頭です。
58センチはMサイズですが大概きつすぎるのでアライショウエイらLサイズを購入しています。
OGKLサイズを買いますがやや緩目に感じます。 海外向けのヘルメットは前後に長く左右が
狭いのでその場合はXLサイズを買いますがそれでもBELLなんかのヘルメットは全く頭に
合いません。

M-385はライナーはアジアンフィットシェルサイズはXL相当しているようです。
僕の頭では若干緩く感じたのですが、付属の調整用スポンジで調整したのですがもう少し
タイトに調整したいと思います。と言うわけで普段MサイズやSサイズの頭の人にはお勧め
できません。XLサイズの人にはジャストサイズではないでしょうか。


買ってさっそく箱根・熱海まで山間部を中心にプチツーリングしてきました。
今まで使っていた中華オフメットはペラペラの超軽量だったので逆に少し重いくらいですが
アバウトに計量した重量は1450グラムでした(インカム付)普通の重さです。

走り出して驚いたのはシールドの効果です。 すんごい60キロ以上出しても涙がチョチョ切れ
ません! 安物はシールド付でも巻き込み風が侵入して目が乾いたりして大変ですが
M-385はなかなかの密閉性です。でも完全に閉めると下部は口に近いので盛大に曇りそう
しかしご安心、クリックポイントのないシールドの開閉幅が大きいおかげでいい塩梅で
調整できそうです。 シールドは透明度も高くゆがみも感じませんしシールドがあることを
忘れるほどで、山間部では強力なコガネムシブレッドから守ってくれました

さて次に大切なベンチ性能ですがこれはいささか物足りない感じです。
空気の冷たい山間部では多少の冷気を感じましたが街中では物足りませんでした。
フラットブラックのカラーと相まって暑苦しいこと請け合いですw (白も買おうかなー)
やっぱり額側にもベンチシャッター欲しい。

次に気になるのは走行時の静感性ですが、バイザーがあるのと耳元には内装が
一切ない構造なので派手にうるさい部類だと思います。 耳周りが広いので耳の大きな人や
耳周辺の異物感が気になる人には大きな恩恵にあずかれると思います。
インカムなどのスピーカーを付けても余裕がありまくりです。

あごヒモはありきたりなラチェットワンタッチ式で可もなく不可もなく。(僕はDリングの方が好き)
まぁ日常使いにはワンタッチ式の方が便利でしょう。

さて全体的な総括としてはベトナム製で中華製に準ずるクオリティですが安全性は国内の基準
は通っているので問題ないでしょう。心配ならアライでもショウエイでも金出せば買えます。
個人的な感想としては7000円の買い物用チョイノリヘルメットとしては大満足です。
シールドも補修部品で2200円とリーズナブルだし、ブルーミラーでさえ純正で3200円です。
内装も部品で出れば言うことは無いのですが、まぁ7000円程度なので毎年買い替えても
いいくらいの価格なので不満はありません。

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